栃木県と宇都宮市は3日、新たに41人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

佐野市の高齢者施設で新たなクラスターが発生したほか、新たに2人が変異株に感染したことが確認されています。

新たに感染が確認されたのは、真岡市や栃木市、小山市などの未就学児から80代の男女41人です。

このうち3人が、県内47例目の栃木市の事業所クラスターの感染者です。

また、佐野市の高齢者施設で施設の入所者4人と職員2人の合わせて6人の感染が2日までに確認されたため、県は49例目のクラスターに認定しました。

県内で感染が確認された人は累計4732人となりました。

現在の療養者数は248人、このうち重症者は2人、入院調整中は60人です。

また、県は3月下旬に発症した20代の女性と40代の男性の合わせて2人が、変異株に感染していたと発表しました。

40代の男性は、これまでに変異株の感染が発表された20代の男性と関連があるということです。

県内で確認された変異株の感染者は計15人となりました。

近県の状況です。埼玉県で149人の感染、茨城県で31人の感染、群馬県では16人の新たな感染と、これまでに陽性が判明している1人が変異株に感染したと発表しました。