期待胸に新社会人スタート 新型コロナで2年ぶりの入社式
4月1日、県内の多くの企業では入社式が行われ、新社会人たちが新たな一歩を踏み出しました。
このうち足利銀行では、新入行員111人が社会人としての初日を迎えました。
足利銀行では去年、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入行式は行いませんでした。
2年ぶりとなった式で、清水和幸頭取は「コロナ禍を機にお客様のニーズは変化している。銀行業の既成概念や意識、習慣といった殻を破っていかなければならない」と話し若い力に期待を寄せました。
説明会や面接、内定式がオンラインで行われたため、同期が一堂に会したのは初めてとなり、新人行員らは新たなスタートに緊張しながらも期待に胸を膨らませていました。
一方、栃木銀行では57人が入行し、新型コロナウイルス対策から代表者1人が辞令交付を受けました。
あいさつに立った黒本淳之介頭取は「コロナ禍の苦しい時代だからこそ学ぶ姿勢を持ち続け、失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」と期待を寄せました。
これに対し、新入行員を代表して江田翔也さんが「一人前の銀行員になれるよう日々努力していく」と決意を述べました。