【前園真聖コラム】第342回「今回の日本代表で期待する好調な2人の選手」
日本代表、U-24日本代表が発表されました。僕が注目していた三笘薫と田中碧はU-24日本代表に入りましたが、これは決して日本代表に入るだけの力がないということではないでしょう。
22歳ながら日本代表のほうに入った冨安健洋は、これまで何度も先発で出てフル出場しています。その代表としての経験値が高い冨安に比べると、三笘や田中に関してはまだ経験値が少ないのは間違いありません。途中交代で使うくらいならU-24日本代表のアルゼンチン戦で長くプレーしたほうがいいという考えではないでしょうか。
同じように久保建英もこれまで日本代表ではサブとして起用されることが多かったため、U-24日本代表に回ったのだと思います。ですからU-24代表に選ばれた選手は、今回しっかりと経験値を積み重ねてほしいと思います。
日本代表で楽しみにしている選手はともにドイツで好調なプレーを見せる遠藤航と鎌田大地です。遠藤は長谷部誠のあとを引き継げるプレーヤーになりました。シュトゥットガルトでもなくてはならない選手です。
鎌田は、日本代表で1トップとして起用されていたとき良さが出せませんでした。ですがトップ下にポジションを変えて特長を十分に発揮しています。鎌田は日本の攻撃をリードしてくれると期待しています。
韓国にしてもアルゼンチンにしても、久しぶりにワールドカップで活躍しそうな国との国内試合になりました。特に韓国とは日韓定期戦の復活も考えてほしいと思います。僕たちのころは勝敗が過大視されていましたが、今は時代も変わりました。
アジアのサッカーをリードしてきた2つの国が切磋琢磨する場を持つのは大切なことです。日韓サッカー協会の今後も注目していきたいと思います。
22歳ながら日本代表のほうに入った冨安健洋は、これまで何度も先発で出てフル出場しています。その代表としての経験値が高い冨安に比べると、三笘や田中に関してはまだ経験値が少ないのは間違いありません。途中交代で使うくらいならU-24日本代表のアルゼンチン戦で長くプレーしたほうがいいという考えではないでしょうか。
日本代表で楽しみにしている選手はともにドイツで好調なプレーを見せる遠藤航と鎌田大地です。遠藤は長谷部誠のあとを引き継げるプレーヤーになりました。シュトゥットガルトでもなくてはならない選手です。
鎌田は、日本代表で1トップとして起用されていたとき良さが出せませんでした。ですがトップ下にポジションを変えて特長を十分に発揮しています。鎌田は日本の攻撃をリードしてくれると期待しています。
韓国にしてもアルゼンチンにしても、久しぶりにワールドカップで活躍しそうな国との国内試合になりました。特に韓国とは日韓定期戦の復活も考えてほしいと思います。僕たちのころは勝敗が過大視されていましたが、今は時代も変わりました。
アジアのサッカーをリードしてきた2つの国が切磋琢磨する場を持つのは大切なことです。日韓サッカー協会の今後も注目していきたいと思います。
関連情報(BiZ PAGE+)
1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。