掃除、洗濯、料理。家事の中でも、これは好きだけどこれは苦手…なもの、ありますよね?
「苦手な家事はやらない。反対に、ちょっとしたひと手間で暮らしのモチベーションがあがることは積極的にトライ!」
そんな暮らし方を実践しているのは、「ESSE暮らしグランプリ2020」で準グランプリを受賞したtakaさん。完璧をやめて、やるやらないのメリハリをつけた、快適な暮らしをお届けします。

苦手な家事は「しない」。便利なサービスや家族の手を借りることも



自分にとって負担感が大きい家事は、便利なサービスや家族の手を借りて、潔く「やめる」ことに。日々のストレスもすっきり!

●掃除は週1で毎日しない




苦手な家事は最低限でOKのルール

苦手な掃除機かけは週末のみにし、平日はハンディモップに使い捨てのドライシートをつけて、さっとふいて、ホコリやゴミを取るだけに。
「毎日掃除機をかけるのをやめただけで、心のつっかえが消えました」

●買い物はネットスーパーを活用




買い物に時間と体力を奪われるのが嫌で、今は食料品や日用品の8割を宅配で購入するように。
「目移りしないので、無駄買いが減りました。重たいものを持たなくてすむのもうれしいポイント」

●夫にまかせられる家事はとことん夫に頼る




「夫には正直に『家事を全部こなすのはキツイ』と伝え、できるものから交代をお願いしました」
今は、夕食の洗い物と週末の食事を夫が担当。
「夕食の洗い物は、翌日の朝するという夫の意見も尊重」


ホットプレートを家族で囲んで。豪快な料理に子どもたちは大喜び!

ラクしながらも気分が上がる工夫で、空間のイライラを諦めない



家は家族のパワーの源だから―。少しでも居心地よく暮らすために、ラクしながらも気分が上がる工夫を積極的に取り入れています。

●畳の毛羽立ちを洋風なキッズスペースにしてカバー




子どもが小さい頃、オモチャのクルマに乗ったりして、和室の畳がお疲れ気味。
「カーペットを敷き、傷みを隠したついでに、壁も薄いブルーに塗り替えました。押し入れはツリーハウス風にし、秘密基地に大改造!」

●手入れのラクなグリーンでダイニングを快適に




緑は心を落ち着かせてくれる大切な存在。エバーフレッシュやコウモリランなど育てやすいものを選んで、目に入りやすく、日当たりのいい場所に。
「窓のないエリアなどには、フェイクタイプを飾れば、枯れる心配もありません」


日が当たらない場所にはフェイクグリーン。

●壁のシミはDIYで解消




水はねが気になっていたエリアの壁紙に、専用ペンキを塗り重ね、タイルをはってプチリフォーム。
「見よう見まねでやってみたのですが、明るさと清潔感が出たのがうれしくて。洗面所のつくりつけの棚や鏡も取り換えました」


トイレもプチリフォーム。

●色を塗り替えてモチベーションアップ!




入居時はダークグレーだったキッチン収納の扉を、すべて白に自分で塗り替え。
「明るく、広く見えるようになり、キッチンに立つのが以前よりもちょっぴり楽しくなりました」

●コロナ禍でも宅配でお花を楽しむ




コロナをきっかけに、オンラインショップ『guiflowerdesign』で購入するように。
「月に1回ほどブーケを買っています。お花は部屋をぐっと明るい雰囲気にしてくれるし、家の中でも季節感を楽しめるのがいいですよね」


こんな形で届きます。

無理はしないで得意なことで暮らしを楽しく彩る。そんな工夫を積み重ねていくと、家族も自分もHAPPYに! ラクなのに心地いい暮らしを目指してみませんか。

●【takaさん】



夫と長男(14歳)、二男(11歳)、長女(10歳)の5人家族で、3LDKの分譲マンションに暮らす。整理収納アドバイザーとして発信している、ブログ「つづく、暮らし
」が人気

<撮影/林ひろし 取材・文/ESSE編集部>