家にいる時間が増えると水道光熱費が上昇し、悩んでいる人も多いのでは? でも、大丈夫! 毎日使うものだけに、おトクな方法を知れば節約効果はグンとアップします。
冬場はとくに気になる、暖房コストについて徹底検証しました!


暖房代節約の正解は?

水道光熱費、どっちがおトク?〜暖房編〜



熱を発する電化製品は消費電力が大きくなるので、暖房用家電を使用すると光熱費がアップ! どっちが節電になるか? 判定します。

●エアコンは、つけっぱなしvsこまめなオンオフ→低めの設定温度でつけっぱなしがおトク!




暖房コストについて検証

エアコンは室温を設定温度まで上げるときにいちばん電力を使います。いったん消すと室温が下がるので、設定温度まで上げるのに再度、フル稼働することに。
つけたり消したりするたびに、これを繰り返すことになり消費電力量が増加。

環境省が奨励するエアコンの設定温度と外気温との温度差は、夏よりも冬の方が大きいため、スイッチをオンしたときのパワーが夏よりも必要になります。30分程度の外出なら、つけっぱなしで出かけた方がおトク。

●エアコン単体vsサーキュレーター併用→サーキュレーター併用の方が効率的に部屋が暖まりおトク!



暖かい空気は部屋の上部にたまるので、サーキュレーターを併用して空気をかき回すようにすれば室内を効率よく暖めることができます。
1か月の電気代はエアコン3888円、サーキュレーター259.2円。エアコンの温度設定を1度下げると約10%節電でき、1か月で約388.8円の節約になります。
サーキュレーターの電気代と比べて129.6円の節約になるので、設定温度を1度下げてサーキュレーターを併用した方がおトクなことに。

※消費電力600Wのエアコン、40Wのサーキュレーターを1日8時間使用した場合

【これでもっとおトク!】エアコン+加湿器で体感温度はアップ!

室温が同じでも、湿度が高いとジメジメして蒸し暑く感じられ、反対に湿度が低いと体から水分が放出されて肌寒く感じるもの。加湿器を併用して室内の湿度を上げることで、設定温度を1℃下げても体感温度はポカポカに。

<イラスト/ナカオテッペイ 取材・文/ESSE編集部>

●【監修/エネチェンジ】



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