ゴールラインテクノロジーを確認しようとしたユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】

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ローマ戦の前半22分、強烈な一撃はクロスバーへ直撃しノーゴール判定に

 ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間6日に行われたセリエA第21節ASローマ戦で先制ゴールを挙げ、2-0の勝利に貢献した。

 リーグ得点ランキング首位に立つなかで、追加点を奪うチャンスで渾身の一撃はクロスバーを叩いたが、審判の時計に手を伸ばしてゴールラインテクノロジーを確認しようとする様子が反響を呼んでいる。

 ロナウドは前半13分、スペイン代表FWアルバロ・モラタのポストプレーからのパスを受けると、ペナルティーアーク内で左足をコンパクトに振り抜く。グラウンダーの一撃は絶妙なコースに飛び、ゴール右隅に突き刺さって先制点となった。

 得点ランク首位のロナウドはこれで今季16得点目としたが、前半22分にはさらなるゴールのチャンスがあった。ペナルティーエリア内でパスを受けると、絶妙なトラップからシュート。ボールは相手DFマラシュ・クンブラに当たってコースが変わり、枠内に飛んだが、クロスバーを叩いて追加点とはならなかった。

 しかし、ロナウドはボールが当たったのはクロスバー下で、ゴールラインを割っていると主張。ダニエレ・オルサート主審のノーゴール判定に納得がいかないようで、ゴールラインテクノロジーをチェックしようと、主審の時計に手を伸ばす一幕があった。

 米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」の公式ツイッターは、「クリスティアーノ・ロナウドは審判を信用していなかった」と動画を公開。海外ファンからは「ウケる」「ロナウドだけがこれを許される」「なぜ審判はハッピーそうなんだ?」「審判の反応がおもしろい」などと爆笑の声が上がっていた。(Football ZONE web編集部)