うな丼を1000円〜1500円で食べる! 東京の厳選3軒
うなぎは高級ばかりではありません。お安く食べられるお店もあるのです。本記事では1000円から1500円までの丼をご紹介します!(※各店舗の情報は掲載時のものです。新型コロナウィルス感染拡大の影響で営業時間などが異なる場合があります)
うなぎと肝焼きの両方が味わえる贅沢な丼に感激!
きはら(きは七が3つ)
亀戸大正10年創業の老舗だが、格式ばった店ではなく、下町らしい親しみやすい雰囲気。テーブル席と座敷の昭和の面影が残る店内で、くつろぎながらうなぎが食せる。ここのイチオシは「スタミナ丼」。うなぎ0.5人前に肝焼き1本が付く、まさにプチ贅沢な丼だ。[電話]03-3684-0666
[営業時間]11時~14時、16時半〜20時
[休日]日・祝・月、火の夜
[交通]JR総武線亀戸駅北口から徒歩5分
香ばしいうなぎをふわっ、とろっの卵でとじた柳川風
うな鐵 将
西日暮里静岡県や九州など、国産の活きたうなぎを仕入れ、店内で捌き、備長炭で焼き上げる。この道30年以上の職人が、一切手を抜かず丁寧に仕上げる仕事が美味しくないワケがない。「うな玉丼」を頼むと、一見卵多めの親子丼のよう。だが、箸を入れると中からゴボウの笹がきが現れ、香ばしいうなぎ、ふわふわ玉子、ゴボウの三位一体で、なんとも美味! カツオと昆布のダシに、隠し味としてうなぎのタレを少々加えコクを出すのが旨さの決め手だ。うな玉丼 1250円うなぎは1/4尾ほどだが味は濃いので存在感はピカイチ。吸い物と漬物が付き、ランチはご飯大盛無料。自家製うなぎハム 580円生のうなぎに下味を付け、アルミで巻き蒸し上げた一品。上品な旨みが口の中にあふれる。[住所]東京都荒川区西日暮里5-21-4
[電話]03-5615-3385
[営業時間]11時~14時(13時半LO)、16時半〜21時半(21時LO)
[休日]日・祝
[交通]JR山手線西日暮里駅から徒歩1分
ふっくら焼けた身の旨さは1500円とは思えないほど上質!
うなぎと麦酒のまんまる 新橋店
新橋ふっくら焼けたうなぎの身は秘伝のタレをまとってツヤツヤに輝く。ひと口食べれば、程よい弾力があり、驚くほどジューシー。挽き立てのぶどう山椒をかけると、香ばしさや旨みが一段と引き立つ。こんな旨いうな丼が1500円とは感動だ。このほか、うなぎはもちろん、鯉やナマズ、鮎などを使用した、ビールや日本酒に合う創作料理も満載。明治30年創業の川魚問屋直営だからこその高コスパうな丼や多彩な一品料理、ぜひお試しあれ!うな丼 1500円ランチのうな丼は吸い物とお新香付き。「うなダレ煮玉子」150円など、トッピングも用意。(奥)エルディンガー デュンケル 850円 (手前)川魚の串焼き5種 900円串焼きは、写真手前から「うなぎのかぶと」、「鯉のつくねチーズ焼き」、「鯰 梅しそ添え」、「稚鮎の塩焼き」、「富士山サーモン(ニジマス)の塩焼き」。うなぎの頭を圧力鍋で約1時間、骨まで食べられるほど蒸し焼きにした「かぶと串」は、黒ビールと相性抜群![住所]東京都港区新橋5-8-3 代市ビル1階
[電話]03-6435-8897
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時〜22時(21時半LO)
[休日]日・祝
[交通]JR山手線ほか新橋駅から徒歩1分うなぎも店によっては安く食べられることがおわかりいただけたと思います。ぜひ、お得に美味しく楽しんでください!
撮影/瀧澤晃一、武藤 誠(まんまる) 取材/松田有美