ノーゴールもMOMに選出されたビーレフェルト日本代表MF堂安律【写真:Getty Images】

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ビーレフェルトが公式インスタグラムで堂安の“ノーゴール”を振り返る

 ビーレフェルトに所属する日本代表MF堂安律は現地時間10日、ブンデスリーガ第15節ヘルタ・ベルリン戦で後半アディショナルタイムまでプレーし、1-0の勝利に貢献した。

 ブンデスリーガ公式でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にあたるプレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選出されるなど活躍した堂安は、この一戦で惜しくもポスト直撃のシュートを放った。クラブ公式インスタグラムはこの“ノーゴール”を取り上げ、「今季のブンデスリーガで見る最も美しいノーゴール」として称えている。

 ヘルタ戦で開幕から15試合連続となる先発出場を果たした堂安。今季10敗を喫しているビーレフェルトは後半から攻撃が活性化する。後半11分にはロングシュートを放つなど好機を演出。同19分にはMFラインホルト・ヤボのゴールで先制点を奪った。そのなかでも堂安の存在感は光っていた。

 後半25分、右サイドでボールをキープするとDFからのプレッシャーにも動じず、味方へ一度パス。ワンツーで抜け出し、DF2人を難なくかわしてペナルティーエリア外から左足でゴール左を狙う絶妙なシュートを放った。これはポストに嫌われてしまい、追加点とはならなかったものの、この日5本の枠内シュートを打った堂安は、ブンデスリーガ公式が選出するMOMにも輝いた。

 クラブ公式はこの“ノーゴール”についてSNSで振り返り、「今季のブンデスリーガで見ることができる最も美しいノーゴール」と綴って動画を投稿。ファンからも「メッシを彷彿とさせる」「このドリブルは得点に値する」「信じられないほど強い」「かっこいいシーンは全部律」と称賛の声が寄せられた。得点にはつながらなかったが、強烈な印象を残したようだ。(Football ZONE web編集部)