富山地方鉄道に行った西武10000系、新旧レッドアロー共演や地鉄対応改造が気になる
富山市内、初雪です稲荷町の車両基地もこの通り pic.twitter.com/uKjbmsNLoy
— 富山地鉄アテンダント【公式】 (@t_chitetsu_ad) December 14, 2020
このTwitterと画像は、「富山地鉄アテンダント【公式】@t_chitetsu_ad」2020年12月14日の投稿。地図は鉄道チャンネルによるイメージ。
富山地方鉄道 稲荷町テクニカルセンターにも雪がちらついた……というTwitter投稿のなかに、富山地鉄でまだ走ってないくるまがいる。
西武鉄道10000系ニューレッドアローが4両。ここ富山地鉄 稲荷町にいる。
西武001系ラビューが登場し、特急運用から離脱していく西武10000系のなかで、廃車した10102編成のクハ10102と、10106編成のクハ10106・モハ10206・モハ10606の合計4両が、ことし10月、富山地方鉄道に行った。
輸送ルートは、小手指車両基地から西武池袋線〜JR武蔵野線 連絡線を伝ってJR武蔵野線の新秋津へ入る。新秋津からは、高崎機関区のEH200電気機関車に引かれて高崎線・上越線を伝って長岡へ。
長岡からは富山機関区のEF510に引かれて信越線・北陸線(えちごトキめき鉄道)を経て魚津へ到着し、魚津から富山地方鉄道のレールに移り、稲荷町へとむかった。
これで富山地方鉄道は、西武の新旧レッドアローが同居するかたち。アルペン特急などを担う富山地鉄16010形(もと西武5000系レッドアロー)は、3両編成から2両編成化へと、先頭車クハと中間車モハの床下機器をまるっと入れ替えて短くした編成もある。
富山地鉄10000系ニューレッドアローは、4両編成(クハ+モハ+モハ+クハ)のまま動き出すか。それとも、1両を予備車・部品用として残して3両で走らせるか。まだわからない。
富山地鉄16010形(もと西武5000系レッドアロー)は、国鉄485系の電動機(モータ)や台車、京急1000形の主幹制御器を流用するといった編隊を組んだ。今回の10000系は、下回りもそのままで輸送されたようにみえる。
西武、京阪、東急と、大手私鉄の名車が集まる富山地方鉄道。その“最新モデル”、西武10000系はどんな姿で走り出すか。