鷹戦力外の西田哲朗が現役引退「最高のプロ野球生活でした」 来季から球団広報に
通算388試合出場、インスタで報告「第二の人生頑張ってまいります」
ソフトバンクから戦力外通告を受けていた西田哲朗内野手が23日、自身のインスタグラムを更新。現役を引退することを表明し、来季から球団広報を務めることを明らかにした。
西田は「プロ野球選手を引退します。11年間応援ありがとうございました」と冒頭で報告。11月26日に戦力外通告を受けていたが「実は通告を受けた時には引退を決めていました。ただ自分1人で野球を出来てきた訳ではないので区切りをつけるというニュアンスになってしまいました」と報告が遅れたことを説明した。
通告を受けてから約1か月。「この期間たくさんの方々と話し、たくさんの企業さんとも話し、たくさんの仕事のはなしももらいましたが、自分は11年プレーしたプロ野球界に携わり、色々な視点から勉強し、そして野球界に恩返しし、成長していきたいと思いました。そして何よりホークスが好きです。一から勉強することだらけですが、また何卒よろしくお願いします」と綴った。
西田は2009年のドラフト2位で楽天に入団。2014年には131試合に出場して頭角を現したものの、その後、出場機会が減少。2017年オフには山下斐紹とのトレードでソフトバンクへ移籍した。加入1年目は72試合に出場したものの、昨季は7試合出場止まり。今季も周東や川瀬ら若手の台頭があり、36試合出場。通算388試合に出場して、781打数171安打13本塁打71打点、打率.219だった。
「楽天イーグルス8年、ソフトバンクホークス3年、計11年の半分以上は怪我の生活でしたが、周りの方々にも恵まれ、リーグ優勝2回、日本一を4回も味わうことができました。最高のプロ野球生活でした」と振り返った西田。来季から球団広報として再出発することを報告し「第二の人生頑張ってまいります」とまとめた。(Full-Count編集部)