追悼パフォーマンスで警告を受けたFWリオネル・メッシ

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 バルセロナのFWリオネル・メッシがディエゴ・マラドーナ氏を追悼したパフォーマンスにより、3000ユーロ(約37万円)の罰金処分を受けることになるようだ。スペイン『アス』が報じている。

 メッシは11月29日にホームで行われたラ・リーガ第11節オサスナ戦(○4-0)で、後半28分にチーム4点目を記録。その直後に上着を脱ぐと、25日に60歳で亡くなったバルセロナOBのマラドーナ氏が過去にプレーしたニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチン1部)時代のユニフォーム姿になり、同氏を追悼するパフォーマンスを行った。ニューウェルズはメッシが少年時代に所属した地元クラブでもある。

 このパフォーマンスは世界中で大きな反響を呼んだが、メッシは主審にイエローカードを提示された。さらに同紙によると、罰金処分も科される見込みだ。

 スペインサッカー連盟(RFEF)の規定では「ゴールを決めたことを機に、あるいはそれ以外に試合の流れから生じるいかなる理由でも、シャツを持ち上げ、広告、スローガン、崇拝の対象、頭字語、アナグラム、あるいは絵のようなものを表示したサッカー選手は、その行為の内容や目的が何であれ、重大な違反を犯した者として、3000ユーロ以下の罰金と警告をもって罰せられる」と定められている。