VfBシュトゥットガルトは再び、ニコラス・ゴンザレスを欠いてシーズンへと臨むことを余儀なくされたものの、しかしながら今回の離脱期間については、前回ほど長期に及ぶことを危惧する必要はなさそうだ。

 今回の代表戦期間にて参加していたアルゼンチン代表での試合を含む、公式戦4試合連続での得点をマーク中だった同選手は、土曜日に行われたTSGホッフェンハイム戦でも得点を決めて5試合連続と絶好調ぶりを発揮してみせたものの、しかしながらその後に左膝を捻挫。

 とりわけ昨シーズンではチーム最多得点をマークする活躍でブンデス昇格を支えた点取屋は、昇格組として迎えた今季は開幕から、筋断裂により大きな出遅れを強いられており、今回の再離脱はチームはもとより、選手自身にとってもあまりに辛い現実だ。

 ただ日曜午前に行われた精密検査の結果、「左膝の内側側副靭帯に、若干の部分断裂が確認された」程度で済んだようで、その離脱期間については「2〜3週間程度」が見込まれていることが明かされている。そのため「バイエルン戦は欠場、ブレーメン戦も厳しく、ドルトムント戦を期待する」と語ったミスリンタトSDは、改めて、今回の負傷を「不幸中の幸い」との言葉で表現した。