里山の自然守る 児童らが植樹
宇都宮市で里山の自然を守る活動を続けるボランティアグループが活動開始から20周年を迎え11日、地域の小学生と一緒に植樹を行いました。
植樹を行ったのは2000年から宇都宮市の鶴田沼緑地の動物や植物の保護活動を行っている「鶴田沼の自然を育てる会」と、近くにある姿川第2小学校の4年生およそ130人です。
この緑地の一部の場所には樹齢80年を越える木があり、倒れる危険があることから、ボランティアグループは再生に向けてすべての木を伐採し新しく植えなおすことにしました。
子どもたちは会員が育てたヤマツツジの苗木に土を盛ったり水をあげたりして、およそ40本を植えました。
ヤマツツジは春に鮮やかな赤い花を咲かせます。
参加者は木が成長し、自然豊かな憩いの場となるよう願っていました。