若者の投票率アップへ 大学生が啓発活動 県知事選
今月15日に投開票が行われる県知事選挙で若者の投票率をアップさせようと大学生の有志が啓発活動を展開しています。
活動を行っているのは東洋大学4年の中嶋 珠李さん、宇都宮大学3年の野沢 万葉さんなど3人です。
選挙を告知するポスターやパンフレットを自分たちで製作し、県内の飲食店などに依頼して掲示してもらっています。
県知事選の前回投票率は33・27%と過去3番目に低く、特に10代・20代の投票率の低さが目立ちました。
そのため3人は若い世代に投票に行ってもらうため、県内の高校や専門学校にもポスターを配布しています。
加えて、投票に行くと協力店舗で特典を受けられる「選挙割」も企画し、現在およそ20店舗の協力を取り付けています。
宇都宮市の「みどりや化粧品店」もそのうちの1つです。大学生の活動に心を打たれ企画に賛同しました。
ポスターなどの制作にかかったおよそ10万円は3人が負担しましたが、今後はインターネットを通じて資金を集めるクラウドファングで活動資金を集め、若者の政治参加を訴えていくということです。