高校生を地域の防災リーダーに 避難所支援を学ぶ
高校生に地域の防災リーダーとして活躍してもらおうと避難所での支援技術を学ぶ講習会が5日、壬生町で開かれました。
壬生高校では、ボランティア活動を行うJRC部の生徒を中心に去年10月の東日本台風で被害を受けた栃木市の住宅でボランティアに参加しました。
5日は介護福祉士などを目指す21人が、東日本大震災などで被災者支援にあたった日本赤十字社栃木県支部の浅賀 昌代さんから高齢者を中心とした避難所での生活支援について講習を受けました。
生徒たちは、実際の避難所の映像を見ながら、災害が高齢者に与える影響や避難者に接するときの心遣いを学びました。
また靴下の代わりとなる新聞紙のスリッパ作りや少量のお湯で体を拭くためのホットタオル作りに挑戦し、災害時に使える技術を身に着けていました。