芦田愛菜と同じ2004年生まれの新音
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 芦田愛菜が主演を務めた映画『星の子』(公開中)。怪しげな宗教を信じる両親のもとで育った中学三年生の主人公ちひろ(芦田)が、思春期を迎えて自らが置かれた世界を見つめ返していく。ちひろの同級生で親友の“なべちゃん”を新音が演じている。

 モデルとしても活躍する新音は、昨年公開の映画『まく子』では不思議な少女コズエを演じていた。今作の“なべちゃん”は「美人でかっこいい」という役どころで身長165.1cm(公式サイトより)の新音にぴったりのキャラクター。ちひろの家庭のことを知りながらも、何の偏見も持たずにちひろと接するクールななべちゃんを好演した。

 新音は「原作は心情描写が少なくて、なべちゃんのセリフがちょっとキツイ言葉が多いのですが、その中にもちひろを思いやる気持ちがあり、それを読み取りながら演技するのが面白かったです」と撮影を振り返る。なべちゃんについては「私の性格と似ていました」とのこと。

 芦田と同じ2004年生まれで現在15歳の新音は「芦田さんは小さい頃からテレビで見ていましたが、実際話してみると同じ年なんだと実感できて仲良くできました」と話し、「これまでは不思議な役が多かったので、今回、自分と同じ世代の女の子を演じるのが面白く、そういう演技をもっとやっていけたらと思えました」とコメントしている。(編集部・海江田宗)