朝ごはんは一日を元気に過ごすために欠かせません。自分も家族も満足できて、なおかつ簡単につくれるメニューだとうれしいもの。
ここでは、ESSEでおなじみの料理家ゆーママさん、たっきーママさん、おにゃさん、イラストレーター・マルサイさんの「定番朝ごはん」を教わりました。

忙しい人たちの朝の定番。簡単につくれて満足な朝ごはんレシピ



米食の日、パン食の日の定番をそれぞれご紹介します。

●ゆーママさんの朝の定番1 シラスネギたく丼


シラスネギたく丼

茶碗1杯のご飯に、シラス30g、刻んだたくあん40gをのせ、冷凍保存している万能ネギをかけてワサビじょうゆをたらすだけ。
シラスの塩味とたくあんの甘味を、ネギの風味がまとめてくれます。いくらでも食べられちゃう朝の定番!

●ゆーママさんの朝の定番2 厚焼き卵のサンドイッチ


卵4個に、砂糖、しょうゆ、水各大さじ1、和風顆粒だしの素小さじ1を加えて混ぜ、厚焼き卵をつくります。半分に切って、食パン2枚ではさみ、半分に切れば完成です。
しっかり甘辛味の厚焼き卵で満足感抜群! ゆで卵よりも特別感があり、家族からも大好評です。

●たっきーママさんの朝の定番1 カップスープリゾット


家族バラバラの朝食に便利なのが「カップスープリゾット」。耐熱の器に市販のカップスープの素を入れ、表示どおりの湯を入れて溶かし、茶碗半膳ぐらいのご飯を入れるだけ。ピザチーズを散らし、ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分ほどチンすれば1人分が完成!
粗びきコショウ(黒)やドライパセリはお好みで。

●たっきーママさんの朝の定番2 ブルスケッタ


パン食の日は「ブルスケッタ」。
角切りにしたトマト2個に塩小さじ1/4を加えて混ぜ、オリーブオイル、ドライバジル各適量を加えてさらに混ぜます。好みの厚さに切ったバゲット(トーストしても)にのせるだけでおしゃれな朝食に!

●おにゃさんの朝の定番1 ご飯の日の朝ごはん


ブレンド米に納豆とキムチをのせ、発酵食パワーで朝から腸活!
さらに、ワカメとモヤシ、油揚げのみそ汁、目玉焼きを添えて栄養と満足感をアップ。デザートにはヘルシーなブルーベリー入りヨーグルトを。

●おにゃさんの朝の定番2 パンの日の朝ごはん


全粒粉パンのお供は、栄養満点のディップ。イワシ缶1/2缶、おからパウダー大さじ1/2、顆粒コンソメスープの素小さじ1/2、カレー粉小さじ1/4を混ぜるだけだから簡単。サラダとキウイのせヨーグルトでビタミンも補給!

●マルサイさんの朝の定番1 和風の朝ごはん


ご飯の日はおかずはつくらず、器に盛って出すだけのものを。その分、シラス、タラコ、のり、生卵、漬物など品数は多めに。
みそ汁は前日に多めにつくっておき、朝は温め直すだけ。納豆はきらさないように常備!

●マルサイさんの朝の定番2 洋風の朝ごはん


パンはご飯ほど腹もちがよくないので、卵+加工肉でしっかりめのおかずに。冷蔵庫にある野菜も一緒に盛り合わせ、彩りよく。
おかずをつくる時間がないときは、ハムチーズトーストなどにして腹もち度をアップ!

<取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【松本有美(ゆーママ)さん】


両親、夫、息子3人の7人家族。おいしくつくりやすい節約レシピが得意。地元、兵庫県でカフェもオープン。近著に『ゆーママの暮らしをラクにするおかずの素
』(扶桑社刊)

【奥田和美(たっきーママ)さん】

『たっきーママのレンチン作りおき
』(扶桑社刊)をはじめ、数多くの電子レンジ本を上梓、簡単でおいしいレシピに定評がある。

【おにゃさん】

料理研究家、ダイエットカウンセラー。「体が重い」と嘆く夫のために糖質オフレシピをつくり始め、半年で11kgやせさせることに成功。著書に『糖質オフのダイエットおかず
』(扶桑社刊)

【マルサイさん】

ESSEの連載でも人気のイラストレーター。夫、長男、二男、三男の5人家族。著書に『めんどくさがり母さんの最強ずるメシ
』(扶桑社刊)など