四川省成都には、都会の高層ビルで暮らしながら緑に囲まれることをコンセプトにした「垂直の森」と呼ばれる集合住宅があります。

2018年に建設され、826部屋が全て埋まったのですが、現在住んでいるのはわずか10世帯のみ。

売りであるベランダの植物に誘われて、蚊の大群が来襲するためです。

 

plants overrun Chinese apartment blocks - YouTube


各部屋には植物を育てるための大きなベランダが確保され、ビル全体が緑に包まれています。

都会でありながら、環境に恵まれた暮らしをコンセプトを掲げたのですが、皮肉にも蚊の大群をおびき寄せる最悪の環境となってしまったのです。

そのためほとんどの世帯が入居することができず、すっかりゴーストタウンに。

住民がいないため植物も無制限に育ち、さらに蚊が増えるという悪循環となっているようです。

【中国の植物に覆われた高層ビル…蚊の大群が来襲するためゴーストタウンに】を全て見る