『アンブレラ・アカデミー』シーズン2、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の影響で描写が変更
Netflixの人気ドラマ『アンブレラ・アカデミー』のシーズン2が、マーベル映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の影響で、あるキャラクターの描かれ方が原作コミックスから変更になっていたことが明らかとなった。米Screen Rantが報じている。
『アンブレラ・アカデミー』は人気ロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスでボーカルを務めたジェラルド・ウェイがストーリーを手掛けたコミックスをドラマ化したシリーズ。億万長者のレジナルド・ハーグリーヴズ卿によって集められ、1号〜7号と番号で呼ばれる特殊能力を持つ7人の子どもたちが成長し、世界を危機から救うために立ち上がる姿が描かれる。
シーズン2は、コミックス「The Umbrella Academy Volume 2: Dallas」が下敷きとなっているが、強靭さと耐久性を誇る巨漢の1号ことルーサーの描写がドラマと原作では異なっている。ルーサー(トム・ホッパー)をはじめ、1960年代にタイムトラベルする1号〜7号だが、コミックスでルーサーは世界の破滅を体験して鬱気味になり、過食により肥満体型になってしまうのだという。
しかし、2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアスガルドの王の息子ソー(クリス・ヘムズワース)が悲劇によりショックを受けて食べ物に走り激太りした姿で登場し、類似したキャラクター展開となったため変更された。
体型こそ変化は起こらなかったが、シーズン2でルーサーが食べ物に執着している様子はうかがえ、山盛りのスクランブルエッグをモリモリと食べるシーンなど、食事のシーンがシーズン2よりも圧倒的に増えている。
7月31日(金)にNetflixで配信開始された『アンブレラ・アカデミー』シーズン2は、シーズン1よりもパワーアップしたと早くも大きな話題となっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflix『アンブレラ・アカデミー』シーズン2