今田美桜は「方言」の天才!? 「親バカ青春白書」では広島弁だが...過去にも見せた「マルチリンガル」ぶり
2020年8月2日に放送された「親バカ青春白書」(日本テレビ系)に出演した女優の今田美桜さん(23)が視聴者の間で話題だ。
同ドラマは演出家の福田雄一氏によるオリジナルドラマ。ムロさん演じるシングルファーザーで小説家の小比賀太郎(ガタロー)が、娘のさくら(永野芽郁さん=20)の大学入学にあたって異性関係を心配するあまり、自らも同じ大学の同じ学部に入学してしまうというコメディーだ。
「今田美桜ちゃん 広島弁うまいなぁ」
第1回ではガタローとさくらが共に「立青大学」の文学部に合格し、入学式に出席すべくキャンパス内に立ち入るシーンがあったが、そこで出会ったのは、同じく新入生で、今田さんが演じる「山本寛子」。
2人が親子であることに気付き「えっ、親子で入学! そりゃまた変わっとるね!」とビックリした様子を見せると、方言が飛び出したことに気付いたガタローが出身地を質問。これに対し、寛子は自身が広島県出身であることを明かしたのだった。
このシーンには「今田美桜のがっつり広島弁聞かせてくれ頼む」といった声も。
番組後半ではいかがわしいインカレサークルの部員に捕えられた寛子が、「離せ言うとろうが!」「あんたら卑怯じゃ! 変なもの飲ませて!」と激怒するシーンがあり、やはり、方言が飛び出すシーンがあったが、これに対しても、「今田美桜ちゃん 広島弁うまいなぁ」という声が上がるなど、今田さんへの絶賛が相次いだのだった。
広島弁の自然さが評価された今田さんだが、実は2019年にも「方言」で視聴者をうならせていたのだ。
「ドクターX」では「津軽弁」を披露していた今田さん
2019年10月期に放送された「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の第6シリーズで、今田さんが演じたのは、「東帝大学病院」に勤務する看護師・大間正子。正子は青森県出身という設定で、興奮した際には津軽弁が飛び出すという役柄であり、放送を見た視聴者からは「今田美桜、津軽弁うめぇな」といった絶賛が続出するなど、今回と同様、その「方言」演技を評価する声が相次いでいたのだ。
昨年に引き続き、ドラマ中の方言のセリフで注目を浴びた今田さんだが、考えてみれば、今田さんは「福岡で1番かわいい女の子」とのキャッチコピーの通り福岡県出身。2017年放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)では「と」の発音ばかりの博多弁の早口言葉を披露するなど、「ネイティブ」ならではの特技を披露した。
その一方で、バラエティー番組などでは今田さんは標準語で話しており、これだけでもすでに「バイリンガル」の状態。これに加え、ドラマでは相次いで「津軽弁」「広島弁」を披露しているわけだ。これらを考えると、今田さんはまさに、自身の出身地域に関係なくさまざまな地域の言葉をドラマ中で披露できる「方言マスター」と言える状況であり、今後のドラマでも、さらに視聴者を魅了してくれるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)