サッカー選手、「俺はコロナに感染してる」と逮捕した警官に咳かける

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かつてプレミアリーグでもプレーしたサッカー選手が「俺は新型コロナウイルスに感染している」と警官を脅すなどした事件があった。

『BBC』によれば、その選手はジェームズ・ハースト。28歳の彼はWBAなどに所属した経験を持つ、元U-20イングランド代表DFだ。

昨年末の試合でプレーしている姿がこれ(以下動画22秒〜)。

背番号6がハーストだ。

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彼は逮捕拘留されており、すでに公判が開かれている。今年4月にグラスゴーの女性宅で事件は起きた。

当初、ハーストは自らがDV被害を受けたとして通報。その後、問題は解決したと述べたものの、警官は未執行になっていた逮捕状があることに気付いたそう(彼は以前に飲酒運転で有罪を受けている)。

「まずは弁護士を呼べ」と叫んだハーストに警官は落ち着くように説得。ただ、「スコットランドの奴隷」などと警官を侮辱したために逮捕された。

検事によれば「彼はすぐにこう言った。『俺はコロナに感染してる。咳をして唾を吐きかけてやるぞ』と。そして、手錠をかけていた2人の警官の顔に向かって咳をかけ始めた」そう。

また、「俺は女王の国出身だ。全てのスコットランド人は俺の奴隷だ。お前らは法律じゃない。制服を着た一般人だ。お前らはスコットランドのスラムに住んでいる、俺のほうが上だ」などと警官を罵り続けていたとも。

さらに、コロナ感染を繰り返し主張し、警官に対してケンカを吹っ掛け続けていたそう。警官への脅迫的または侮辱的行為を認めている彼に対する判決は今月末に下される。