Surface Go 2とBook 3、ヨドバシとビックにて予約開始。Go 2は税込約6.5万円から
ただしそれでも、昨年10月のSurface Laptop 3とPro 7に続き、今回も実質的な日米同時発表となり、ファンとしては喜ばしい体制となりました。
▲ビックカメラ.comの特設ページ(記事末尾のSource欄にリンクがあります)からは、予約受付中の3グレードが一覧で見られます。最上位がLTE対応版である(=LTE版が同時に、かつ日本でも遅れずに出てくる)点もポイント
▲こちらはヨドバシの、Book 3 13.5インチ最廉価版の予約ページ画面。価格的には(やはり)20万円超えからのスタートとなります(こちらも記事末尾にリンクがあります)
両シリーズの詳細に関しては、下記発表記事を参照ください。
Surface Go 2発表。本体そのまま画面大型化、Core mと8GB RAMの上位版も
Surface Book 3発表。第10世代Core搭載でQuadro GPUも選べるようになった強力2in1
▲ビックカメラ.comでは、Book 3の製品一覧も見られます。Book 3ではある意味一番気になる最上位の価格は、13.5インチが34万1980円(税込)、15インチが37万4480円(同)です
さらに耳覆い型ノイズキャンセリングヘッドホン『Surface Headphones 2』と、カナル型イヤホン『Surface Earbuds』も同時に予約が開始。ただしこちらの納期に関しても、両社ともに「発売日以降のお届け」です。
▲こちらもビックカメラ.comより。Headphones 2は日本でも(しっかりと)2カラーが発売されるのは隠れたポイント
Headphones 2の価格は、ヨドバシが3万2420円(税込)、ビックが3万2428円(同)と、原稿執筆時点ではなぜか8円の差がある、珍しい展開に。おそらく慣例からすると、発売までにビックがヨドバシに合わせるものと思われます。
また、Earbudsの価格に関しては、両社ともに2万3980円(同)。なお、両モデルに関しては、ポイント還元が10%と、本体より大きなものとなっているのが隠れたポイントです。
なお、ヨドバシとビック両社間での比較としては、原稿執筆時点では「Surface新製品」として特設ページを設けている、ビックカメラのほうが"手厚い"印象を受けます。昨今のSurfaceシリーズではラインナップが複雑なため、このように一覧で見られるというのは有り難いところです。
今回は日米同時!! 日本版Surface Laptop 3とPro 7が予約開始。10月23日発売(2019年10月)
さて、記事冒頭でも紹介したように今回も実質的な日米同時発表となった新Surfaceシリーズですが、価格に関しては良くも悪くも以前とほぼ変わらず(ドル円レートで若干安価にはなっています)。
Go 2の最廉価モデルを例に取ると(税別換算で)5万9800円。初代Goの発表時は6万4800円(同)からだったため安価になってはいますが、米国版はGo 2でも初代と同価格の399ドルからとなっています(例によって、米国版ではOffice非搭載という点が大きいのですが)。
裏を返せば今回も「日本の個人向けモデルにはMicrosoft Officeを搭載する」姿勢は変わらず......ということなのでしょうが、やはり法人向けモデルの購入の間口を広くするなど、Microsoft 365(Office 365)ユーザー向けの施策を希望したいところです。
一方で、発表タイミングという点では、冒頭でも述べたように、今回も日米同時発表となったのは嬉しいところ。とくに今回は「これまでの展開から、日本では遅れるのでは?」と思われていたGo 2のLTEモデルやHeadphones 2、Earbudsなども同時発表されたため、力の入れようという点では従来以上と呼べそうです。