井ノ原快彦の『特捜9』でリストラ加速、“重役”降板で浮上するジャニーズJr.の名前
井ノ原快彦主演の『特捜9』(テレビ朝日系)最新シリーズが、初回14・2%と好発進した。第2、3話も13・9%と好調をキープしているが、高視聴率とは裏腹に、シリーズ継続が危ぶまれる事態になっているという。
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「前身は'06年から'17年まで放送されていた『警視庁捜査一課9係』。主演を務めていた渡瀬恒彦さんが'17年3月に急逝したため、井ノ原さんがバトンを受け継ぐ形で、'18年に現在の形でシリーズが開始しました。しかし主人公が30歳近く若くなったことで、昨年のシーズン2から番組の若返りを図るべく、『9係』時代からのベテランスタッフ数人がリストラされました」(芸能プロ関係者)
リストラによる現場の不和が原因で、シーズン2では渡瀬恒彦さんのポジションを担っていた寺尾聰が卒業。さらに今シーズンをもって、『9係』時代から唯一残っていたプロデューサーのA氏が、現場からはずされることが検討されている。
「井ノ原さんが所属するジャニーズ事務所からさらなる番組の若返りのため、旧スタッフの一新が提案されたそうなんです。そこには番組の功労者であるAさんの名前もあった。それを知った津田寛治さんが、“信頼しているスタッフが次々と去って、続けていくことの意義が感じられない”と、今シリーズ限りで降板することを決めたそうです」(テレビ朝日関係者)
津田といえば、『9係』時代から出演する『特捜9』の重要メンバー。昼ドラ『花嫁のれん』(フジテレビ系)で夫婦役を演じた羽田美智子との掛け合いを楽しみにしているファンも多い。
「津田さんは昨年行われたシーズン2の打ち上げも欠席。逆に『特捜9』メンバーが
応援に駆けつけた田口浩正さんが組むバンドのライブに、井ノ原さんだけ来なかったりと、昨年から不協和音が鳴り響いていました。制作スタッフは“残ってほしい”と津田さんを必死に説得していますが、考えは変わらないようで……。彼が抜けてしまったら、登場人物のバランスが崩れてしまいますからね。シリーズ継続は難しいのでは? と危惧する声が強まっています」(前出・芸能プロ関係者)
早くも浮上する“後任”の名前
テレビ朝日に今シーズン限りで津田が降板するのが事実か確認すると、
「こちらでは、そのようなお話は伺っていません」
とのことだった。しかし、津田の後任として名前が浮上しているのが、シーズン1から若手鑑識課員役で出演中のTravis Japanの宮近海斗だという。
「ジャニーズ側が若手の起用を局側に提案していることもあり、宮近さんが後継者候補に挙がっています。ただそれだと納得しない『特捜9』ファンもいるでしょうから世界観を継承しつつ、リニューアルする案もあるそうです」(前出・テレビ朝日関係者)
同じ顔ぶれで来年も放送されると信じたいけど……。