【MLB】イチロー氏、19年前の“レーザービーム誕生”の瞬間に米興奮「塁審まで驚いてる」
「レーザービーム」誕生となったMLB1年目神送球に米再注目
米大リーグ(MLB)のマリナーズで会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏。昨年3月に現役引退したレジェンドは数多の伝説を打ち立ててきたが、象徴的シーンが再注目されている。19年前の2001年4月11日、全米を驚愕させたMLB1年目のレーザービームだ。実際の動画をマリナーズが公式ツイッターで公開すると「レジェンド到来の日」「歴代トップ10に入る選手」などと多数の反響が寄せられた。
海を渡ってきた28歳の強肩で、球場が興奮に包まれた。アスレチックス戦の8回1死一塁。ライト前への打球に猛チャージすると、スムーズな動きから三塁へ矢のような送球。物凄い勢いの送球は、糸を引くような軌道で三塁手へ、ノーバウンドでストライク返球。捕球時には二塁を回っていたテレンス・ロングを刺した。
この時、実況が「レーザービーム」と表現したフレーズが後に浸透することとなった神送球に、観客は大興奮。イチローのスーパープレーを称えた。マリナーズ公式ツイッターが当時の動画を公開すると、瞬く間に再生65万回を突破。19年前を懐かしむ米ファンからのコメントが多数寄せられた。
「決してこの試合を忘れない。レジェンド到来の日だ」
「塁審まで驚いてるように見える」
「これ覚えてる。彼の肩はすごいよ」
「イチローは歴代トップ10に入る選手。他の人がどう言おうとも」
「昨日のことのように覚えてる」
「最高」
「球場で見ていて興奮した」
「イチローが恋しい」
「彼は肩にキャノン、史上最高のバッターで5本の指に入るベースランニング」
「アスレチックスのファンからも拍手を」
MLB1年目のこの年、イチロー氏は史上2人目となる新人王とMVPを同時獲得。首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞なども獲得した。走攻守に渡ってメジャーに与えた衝撃は、19年が経過する今も残っているようだ。(THE ANSWER編集部)