イギリスの都市に現れた野生のヤギ

 新型コロナの感染拡大を受け、世界中の都市から人影が消えた。そこで人類に代わり街を占拠しはじめたのが、野生動物たちだ。

 冒頭の写真のように、イギリス・ウェールズ地方の都市ランディドノーでは野生のヤギ120頭が街を闊歩。生け垣が食べられている。また、スリランカには鹿が現われ、チリの首都にはピューマが出没した。

 チリの農業牧畜庁、マルセロ・ジャニョーニ氏は、「ここはかつてピューマの生息地だった。我々が土地を奪ったのだ」とコメント。

 思いもよらぬ形で、野生動物による人類への “逆襲” が始まった。

写真・PA Images/アフロ

(週刊FLASH 2020年4月21日号)