新型コロナウイルス感染拡大のニュースについて、より正確な報道を求めた本田。(C) Getty Images

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 今年1月にブラジルの名門ボタフォゴに移籍した本田圭佑が3月23日、自身の公式ツイッターを更新。新型コロナウイルスの脅威に対するメディア報道の在り方に疑問を投げかけた。

 本田はツイッターで「イタリアのニュースをよく目にするけど、死者「5000人突破」的な書き方どうなん?」と綴り、さらに「イタリア政府が出してるデータは 犠牲者の平均年齢が80.5歳 感染者の平均年齢が63歳 ホンマに事実をちゃんと報道して!」(原文ママ)と続け、最も甚大な感染被害が出ているイタリアの現状について、より正確な情報を報道するよう求めた。

 イタリアの保健当局によれば、日本時間の23日午前4時現在で、イタリアにおける新型コロナウイルスによる感染者は5万9198人、死者は5476人に達し、また死者の平均年齢は78.5歳で、感染者の平均年齢は60歳を超えるとされている。

 さらに本田はハッシュタグで「個人的にはアフリカが心配」と言及。医療環境や衛生面が整っていない地域への被害の拡大を案じた。

 本田は今月15日にボタフォゴで公式戦デビューを飾り、ゴールも決めてみせたものの、その後ブラジルでも公式戦が延期に。クラブも現在は活動を停止している状況だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部