ボタフォゴMF本田圭佑【写真:AP】

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1月ボタフォゴ加入の本田、3月1日デビュー予定からずれ込み10日の試合も不透明に

 ブラジルのボタフォゴに加入した元日本代表MF本田圭佑は、新天地でのデビューが期待されるなか、発熱によりトレーニングから一時離脱している。

 クラブの公式発表を受けて、ファンの間では「冗談だろ?」「契約撤回を…」という辛辣な意見から「神よ、本田をお守りください」というエールまで、様々な声が上がっている。

 2019年11月にオランダのフィテッセに加入した本田だが、その1カ月後に退団。無所属状態が続いたなか、1月31日にボタフォゴ加入が決まった。当初は3月1日のリオデジャネイロ州選手権ボアビスタ戦でデビューが予定されていたものの、選手登録や就労ビザ取得が遅れて見送られていた。

 8日のフラメンゴ戦前には登録が完了していたが、ここでもデビューは延期となり、10日のブラジル杯3回戦のパラナ戦でいよいよデビューが期待されている。ところが9日にボタフォゴがツイッターを更新し、「本田は発熱の症状ため、日曜日(3/8)午前にエスタジオ・ニウトン・サントスで行った練習に不参加だった。本田はクラブ医療部門のサポートを受けている」と公表した。

 予定されていたデビュー戦直前の投稿を受けて、ファンの間では不安と落胆が広がっている。拡大している新型コロナウイルスではなく、単なる発熱と伝えられているが、「残念だ」「何も上手くいかない」「神よ、本田をお守りください」「本田を救いたい」などの声が上がった。その一方、延期続きの本田デビュー戦に「呪われている」「冗談だろ?」「また?」「契約撤回をするには、どうすればいい?」と疑心暗鬼の様子も窺える。

 果たして本田は強硬出場し、予定通りにデビューを飾るのか。日本人アタッカーの動向に注目が集まっている。(Football ZONE web編集部)