横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で、新たに日本人21人を含む乗客41人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。これで、クルーズ船内で感染が確認されたのは61人となった。

 厚生労働省によると、乗客・乗員約3700人のうち、体調不良の人など273人について検査が行われていた。6日までに102人の検査を終え、そのうち20人の感染が明らかになったが、7日に全ての検査が終了し、新たに41人の感染が確認された。

 そして、5日6日とAbemaTV『けやきヒルズ』の取材に答えてくれていた乗客の男性も、この日の検査で「陽性」であることがわかったという。昼に搬送予定だということで、その前に話を聞くことができた。

 検査結果はドアの外から「陽性だったので支度して、救急車で都内の病院に搬送します」と伝えられたそうで、「まさか、と思いましたね。元気だと思ってましたし、今も元気なので。心の準備ができていなかったので、戸惑っているのが正直な気持ち」と心境を語る男性。

 病院へ搬送され、しばらくの間入院するとみられることについては、「普通の病院に入院するのと違って、防護服のすごい格好の人たちが周りにいるので、なんか気持ち悪いですよね。(通常の病院にかかるのとは)全然違います。普通の病院で入院するのも嫌なんですけど、コロナですし、周りの方々が物々しい雰囲気で圧倒されちゃうんですよね。映画に出てくるようなシーンですから」と話す。

 男性はかぜ薬を飲んでいたため検査を受けることになったが、同室の妻はまだ検査を受けていないという。今後の不安については、「荷物をここに置いていくので、家内がこれを処理できるのかなって。家内がもし陽性だったらこの荷物はどうするんだろうとか、具体的な目の前の心配だけですね。自分の体の心配とかそういうことはまだ頭に入ってないというか、戸惑っている」と胸の内を明かした。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)