ボタフォゴのオフィシャルショップで販売が開始された本田のユニホームは、即日完売したという。 ※写真はクラブの公式ツイッターより

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 ブラジルに渡った日本サッカー界のカリスマは、新天地で熱烈な歓迎を受けているようだ。

 現地時間1月31日にブラジルの名門ボタフォゴに移籍した元日本代表MF本田圭佑。かつて名門ミランで10番を背負ったクラブ史上初の日本人プレーヤーへの期待は、地元でも否応なしに高まっている。それを裏付けるように、いま地球の裏側でちょっとした“フィーバー”が起きている。

 ブラジル・メディア『Globo』によれば、本田の加入が決定した31日を過ぎてから、公式ファンクラブの登録者数がこれまで最多だった2017年に並ぶ400パーセント増を記録。さらに移籍決定後にオフィシャルグッズショップで販売がスタートしたばかりのユニホームはすでに完売し、予約注目が殺到している状況だという。

 この熱狂ぶりについて、「絶大な効果だ。ボタフォゴは早くもホンダを雇ったことで報酬を得ている」とレポートした『Globo』は、このフィーバーぶりが2012年6月に元オランダ代表MFのクラレンス・セードルフが加入した時と同じレベルにあると紹介した。

「ボタフォゴのネルソン・ムファレジ会長によれば、ホンダは金曜日にリオに到着し、翌日に本拠地ニウトン・サントスの大観衆の前でお披露目となる。この熱狂度を考えれば、おそらく土曜日の発表会は、かつてクラブのアイドルとなったセードルフのそれと同様か、それ以上のお祭り騒ぎとなるだろう」

 移籍決定前からブラジル国内で名前がSNSのトレンドとなるなど、大きな注目を集めている本田。リオに降り立った時、はたしてどんな歓迎を受けるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部