新加入の鈴木大地は「2番・三塁」、嶋抜けた捕手は激戦… 楽天20年スタメン予想
正捕手は若手の堀内、太田にベテランの岡島、足立らが…中堅は辰己と田中の争い
2019年は71勝68敗4分で前年最下位から3位に躍進した楽天。今オフには三木肇新監督が就任し、ロッテから国内FAで鈴木大地内野手を獲得した。さらに長年に渡って正捕手を務めた嶋基宏捕手が退団し、ヤクルトに移籍したことでレギュラー争いも激しくなりそうだ。ここでは楽天の来季の基本オーダーを予想してみたい。
1(遊)茂木栄五郎
2(三)鈴木大地
3(二)浅村栄斗
4(右)ブラッシュ
5(左)島内宏明
6(指)ウィーラー
7(一)銀次
8(捕)堀内謙伍
9(中)辰己涼介
開幕投手 則本昂大
新加入の鈴木は「2番・三塁」と予想した。プルヒッターでケースバッティングも上手いことから、ロッテで主に務めた2番が適正打順だろう。ウィーラーはここ2年間は成績を落としているが、三塁守備の負担を軽減することで復活に期待したい。昨季は主に1、2番を務めた島内は、得点圏打率.342とチャンスに強いことからクリーンアップの5番に起用。昨季は打率.304をマークした銀次を7番に置くことで打線に厚みを持たせた。
嶋が退団した正捕手争いは、若手の堀内、太田にベテランの岡島、足立が加わって激しい争いとなりそうだ。昨季65試合と最も多くマスクを被った堀内としたが、横一線からのスタートと考えていいだろう。
中堅は辰己と田中の争い。新人王を獲得した2017年に打率.265、18本塁打をマークした田中の打撃は捨てがたいが、守備で大きなプラスとなる辰己とした。田中は打撃が復調すれば、ブラッシュを指名打者に回して右翼のレギュラーも狙えるだろう。さらにここにオコエも加わってくればより激戦となりそうだ。(Full-Count編集部)