14日(2019年12月)午前1時54分、東京都青梅市に住む無職の小川和夫さん(67)から「寝ていて音がしたので起きてみたら男が逃げていった」と110番通報が入った。10分後の2時8分に警察官が駆けつけると、小川さんが鈍器のようなもので頭を殴られて倒れているのが発見された。小川さんは間もなく死亡が確認された。

「有馬記念で2億5千万円」「キャバクラを6、7軒経営」と自慢

小川さんは、周囲に大金を見せびらかせることで有名だった。3年前、中学の同窓会に参加した際、1億円入っているというジュラルミンケース持ってきた。中には帯のついた札束がギッシリ。「そんなの持っていて大丈夫?」と同級生が聞くと、「SPが付いているから平気だ」と答えたほどだ。

小川さんの自宅を訪れたことがある友人は、高価なものがたくさんあったと証言。「有馬記念で2億5千万円取った」「競輪、競馬、競艇などのギャンブルで儲けた」と話していたという。また、3年前に小川さんと会った人は「都内でキャバクラを6、7軒経営している」と話していたと証言する。

小川さんが見せていた札束の写真をよく見ると、帯封に「あさひ銀行」の文字が。あさひ銀行は2003年に大和銀行と合併して「りそな銀行」となっているため、札束は16年以上前のものとみられる。殺害事件後、小川さんの自宅からは大金は見つかっていない。

犯人は大金を自慢していた小川さんを狙ったのだろうか。小川さんが110番通報する1時間ほど前に、近くを行き来するシルバーの車や、通報とほぼ同時刻に100メートルほど離れた路上で、携帯電話で話をする不審な黒い服の人物も防犯カメラに写っている。

阿部祐二リポーター「知人以外にも、広い範囲で小川さんが大金を持っていると知っている人がいた。防犯カメラの映像から複数犯の可能性がある」

司会の加藤浩次「お金を持っていることを知った誰かが計画的にやったのか」

阿部リポーター「見も知らない人間がSNSを通じて集まり、遠方に出かけて犯罪を行ったケースを取材したことがあるが、今回も...」