スズメバチに遭遇してしまったら、どうすれば? 専門家が教える対策法
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2019年10月17日の放送では、スズメバチの被害について取り上げていました。
10月15日、和歌山・日高町の山中で86歳の男性がスズメバチに刺されて亡くなりました。顔や手にはハチに刺された痕が100か所ほどあり、倒れた男性上には無数のスズメバチが飛んでいたそうです。
実際にスズメバチに遭遇したら、どうすればいいのでしょうか。
画像はイメージ
ハチに刺されたらどうしたらいい?
スズメバチには主に「キイロスズメバチ」と「オオスズメバチ」の2種類がいます。なかでも、キイロスズメバチは全体的に黄色が強く、小さいが攻撃性が高いといい、巣が大きいので数が多いため危険ということです。
一方のオオスズメバチは、黄色い頭が大きく目立つハチで、大人の親指ほどの大きさであるうえに攻撃性も高く、毒の量も多いので危険だということです。つまりは、どちらの種類も違った危険性を持つわけです。
番組に専門家として出演していた、MBSの尾嵜豪解説委員によると、9〜10月のこの時期は交尾の季節でハチの気が立っているため、注意が必要だといいいます。
もしスズメバチに出合ってしまったら、刺激をせずその場をゆっくり離れることが大事だといいます。
これはスズメバチは急な動きに敏感な性質をもつからです。また、髪の毛の「黒」に反応するので、山や緑の多いところへ入る時には薄い色の帽子をかぶっておくことも有効だということでした。
そして、万一刺されてしまったときにはすぐに救急車を呼ぶことや、「ポイズンリムーバー」で速やかに毒を吸い取ったり、なければ冷水や氷で患部を冷やし対処することが必要だということでした。
(ライター:hisa)