文鎮ガラケー『復活』イベント、東京で3年ぶり開催──au
auは、バッテリーの経年劣化で起動しなくなった携帯電話を復活させ、保存されている写真やメールデータを救出する「おもいでケータイ再起動」イベントを本日(7月5日)から7月7日までau新宿で実施します。

「おもいでケータイ再起動」は、2016年に東京・新宿で初開催。以来、名古屋・那覇など全国のKDDI・沖縄セルラー直営店や各地イベント会場等で度々開催してきました。今回の東京での開催は3年ぶりです。

KDDIによると、携帯電話は一定期間充電しないと電池の完全放電や過放電により充電不可となったり、充電器の認識ができなくなる場合があります。

そのため、同イベントでは、特殊な機器を用いて起動しなくなった携帯電話を充電・再起動。眠っていた端末内の写真をプリントアウトできます。また、端末のリサイクルに協力する場合に限り、スマホに写真データを移行することも可能です。

▲もともとはケータイショップでバッテリーテスターとして用いられていた機器


▲電池パックに直接電極を差し込んで、充電不可となった電池を復活させる

イベントの参加費は無料。事前予約制で定員は各日とも先着130名まで。au以外のユーザーも参加できます。なお、水濡れなど電池の経年劣化以外に起因する故障は再起動の対象外です。予約は電話(0120-924-862)のみとなっていますが、現時点で空き枠はないとのこと。


▲初日の様子



▲現在中学生の娘さんの2歳の頃の写真を発掘し、参加者は満面の笑みを浮かべていた

なおauは、同イベントを今後改めて47都道府県全てで実施するとしています。