アラベスMF乾【写真:Getty Images】

写真拡大 (全2枚)

野洲高時代の先輩、清水MF楠神のゴールに言及 「ついにやってくれたよ」

 スペイン1部アラベスの日本代表MF乾貴士が25日に自身の公式インスタグラムを更新し、かつて共闘した先輩Jリーガーのゴールについて触れ「やっぱ凄いわ」と手放しの賛辞を送っている。

 乾がインスタグラムにある試合のスクリーンショットを投稿した。その一戦とは、24日のルヴァンカップ・グループステージ第4節、清水エスパルス対松本山雅FC(2-2)のゴールが生まれるワンシーンだ。

 清水が1-2と劣勢で迎えた前半終了間際、左サイドから清水が仕掛けてペナルティーエリア内に縦パスを送る。そこでボールを受けたのがMF楠神順平だ。巧みなターンで相手を翻弄すると、振り向きざまに右足を一閃。ボールは相手のスライディングタックルをすり抜けてネットを揺らした。

 楠神のゴールについて乾は「俺の大好きで憧れで尊敬してる楠神順平がついにやってくれたよ」と言及。さらに「ここまでチャンスが全然なかった中で巡ってきたスタメンのチャンスに結果出したな!!」と称えている。

 30歳の乾と31歳の楠神はかつて野洲高校で共闘し、学年が一つ上の楠神が先輩にあたる。乾は楠神に敬意を表しつつ、「やっぱ凄いわ」と拍手の絵文字を添えてゴールを絶賛。さらに「腐らずに頑張ってると結果も人もついてくるんやな。皆んなが喜んでるのを見たら凄いわかるよ!! 刺激をもらった!! 俺も頑張る」と記した。

 返信欄では楠神から「サンキュー」の一言に加え、「お互いこっからやな! 頑張ろう」というメッセージが届いている。これに乾も反応し、「こっからやったろー!! 頑張ろう」と心温まるやり取りを見せた。スペインと日本、異なる場所で戦う2人だが、刺激し合いながらさらなる高みを目指す。(Football ZONE web編集部)