大阪・寝屋川市の69歳男性が2018年2月、大阪・都島区の明生病院で栄養を補給するために血管に入れていた、カテーテルと呼ばれる細い管を抜く処置を受けた直後に死亡した。体内にあった長さおよそ1mのワイヤーの先端が、心臓に刺さったことが原因だった。NHKニュースが報じた。

男性は2017年11月、大阪・寝屋川生野病院で血管にカテーテルを挿入する手術を受けていて、ワイヤーはカテーテルを誘導する際に使われたものだという。警察は、ワイヤーを抜き忘れて放置されたまま、一連の医療行為が実施されていたとして、業務上過失致死の疑いで、2つの病院の医師から話を聴くなどして詳しく調べている。

手術で抜き忘れたワイヤー 心臓に刺さり死亡か 大阪 寝屋川(NHKニュース)