『バイス』サム・ロックウェル、ブッシュ大統領に激似!アカデミー賞助演男優賞受賞に期待
4月5日(金)公開の映画『バイス』より、クリスチャン・ベール演じるディック・チェイニーを、「副大統領」に誘う、アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュを演じたサム・ロックウェルの激似写真が到着した。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイが監督し、アカデミー賞で俳優部門総ナメの8部門にノミネートされた映画『バイス』。クリスチャン・ベールがディック・チェイニーの20代から70代までを、体重を約20キロ激増し、ゴールデングローブ賞では、主演男優賞を受賞したことでも話題となった。
そんなクリスチャン・ベールが演じたチェイニーを副大統領に引き上げた、第43代アメリカ大統領がジョージ・W・ブッシュ。誰もが知る世界的に有名な大統領を演じたのは、昨年に続き本年度もアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたサム・ロックウェル。クリスチャン・ベールにひけをとらない見事な変身ぶりに驚く、ブッシュ本人とサムのそっくり写真が公開された。
ジョージ・W・ブッシュを演じるにあたり、サムはウィル・フェレルやジョシュ・ブローリンなど、過去にブッシュを演じた人々の様々なパフォーマンスを観察することからはじめたと明かす。「ブッシュの無邪気さの正体を見極めて、その魅力を引き立たせたいと思ったんだ。大事なのは戯画的に誇張するのではなくて、キャラクターを見出すこと。」と語る。
そんなサムに対し、クリスチャン・ベールは「サム・ロックウェルとは20年ぶりぐらいの共演なんだ。今回も見事な演技を披露してくれたよ!彼が演じるブッシュ大統領とのシーンが撮影初日にあったけど、最高だった。」と撮影を振り返った。
昨年、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したサムだが、本年度も助演男優賞にノミネートされている。この驚異的な特殊メイクを生み出したのが、異才のメーキャップ・アーティストのグレッグ・キャノン。これまで、『ドラキュラ』(92)、『ミセス・ダウト』(93/クリス・コロンバス監督)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08/デヴィッド・フィンチャー監督)でアカデミー賞を受賞し、2005年にはテクニカルアーチブメント賞を獲得。計4つのオスカーに輝いている。さらに本年度のアカデミー賞に、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にもノミネートされており、5度目の受賞に期待が高まる。
映画『バイス』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開
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