映画『フォルトゥナの瞳』初日舞台挨拶が15日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、キャストの神木隆之介、有村架純、志尊淳、DAIGO、斉藤由貴、時任三郎、監督の三木孝浩が登壇した。

“フォルトゥナ”とは運命の女神のことで、その瞳を持った者には、「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。本作は、そんな不思議な能力を身に着けてしまった青年【木山慎一郎】を主人公とした物語。

自らの運命に翻弄されながらも、愛する人を守ろうとする強さを持った青年【木山慎一郎】役に神木隆之介、切ない運命を背負いながらも【木山】を支えようとするヒロイン【桐生葵】役に有村架純が扮するほか、志尊淳、DAIGO、松井愛莉、北村有起哉、斉藤由貴、時任三郎らが共演する。監督を、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『坂道のアポロン』の三木孝浩が務める。

大歓声で迎えられる中、劇中で印象的な神木と有村のデートシーンについて話題が及ぶ。アドリブが多かったようで、神木は「本編では音楽がかかるので、詳しく何を話してるのかわからない。車の博物館での描写は10回以上撮りましたよ(笑)アドリブだから、車のことを急いで調べて…『(車体が)長いねー!』『光ってるねー!』とか」と明かす。

そんな神木との共演に、有村は「劇中でつなぎ(作業着)を着て真剣に作業をしている姿は『なんか…背中が違う!背中が逞しい!』と思った。私が今まで見てきた学生服姿とのギャップがあって、すごくつなぎが似合ってました!」と惚れ惚れしていた。

今回の撮影を機に、神木と週に何回も会うほど仲を深めたという志尊。「多いときは週3〜4で会ったりします!」と言い、「現場で初対面のときは、隆ちゃんが先に自動車整備工場で練習をしていたんです。10m先くらいに姿が見えて、挨拶しに行こうと思ったら、遠くから『じゅ〜ん!』って。休憩中に喋って『神木:今日何で来てるの? 志尊:車で来てるよ 神木:え!乗っけてってよ〜 志尊:いいよ!』ってドライブして帰りました」と仲睦まじいエピソードを披露した。

イベントでは、特殊能力を持つ主人公にちなみ、共演者から「神木隆之介はどんな特殊能力を持っているか」フリップで回答するコーナーが。

DAIGOは「KSK」と発表し、「これは僕のプロポーズの言葉じゃなく…苦しむ・芝居が・神!苦しみ方が半端ない。奥さん(北川景子)と観た後に、隆の芝居を勉強しようと。2人でずっと家で苦しんでました。いきなり奥さんが洗濯物を干してる時に『ウッ…』ってやって、俺が『大丈夫?』っていう。ずっとその繰り返し」と明かし、笑いをさらう。

志尊は「懐(ふところ)おばけ」と言い、「本当に人の懐に入ってくるのがすごく上手い!誰からも好かれているのは、隆ちゃんの才能だと思う。隆ちゃん自身の懐の深さも一緒にいて感じるので、総称して『懐おばけ』とさせていただきました」とコメントした。

一方で有村は「SODFSDN」と長いDAI語を披露。DAIGOは「大作じゃないっすか!」とツッコミ。有村は「初対面でも・恐れることなく・誰とでも・フレンドリーに・接することが・できる・能力」と解説。DAIGOは「本家超えてきた!素晴らしいです!」と絶賛。有村は「誰とでも同じテンションで、スッと人の心に入っていく能力は凄まじいなと思います」と明かした。

有村に「なんでなんですか?どういう心持ちでいるんですか?人に対して」と質問攻めにあう神木は、「平和に行こうぜ!っていう感じ。楽しいのが好き!」と笑みをこぼした。

映画『フォルトゥナの瞳』は全国東宝系にて公開中

(C)2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会

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