大相撲は13日に初場所が初日を迎える。12日放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」には、元横綱の花田虎上氏がVTR出演。進退が懸かる横綱・稀勢の里に言及した。

横綱に昇進後、歴代ワーストとなる8場所連続休場という不名誉な記録をつくり、土俵際に立たされている稀勢の里。花田氏は「体はちょっとどうなのかな、心配だなというのはあります」と、崖っぷちからの復活を目指す横綱への不安を口にした。

花田氏を不安にさせたのは、7日の横審稽古総見での稀勢の里の取り組みだ。負けた時に「あ〜っ」と声を発していた稀勢の里について、花田氏は「最後まで力を入れる受け身を、常に力を入れておかないと、またケガをしてしまう」「負ける時の印象が良くなかった」と話す。

引退危機を脱するためのノルマについては、「10番」「二桁で勝ち越し、でいい」と回答。「できれば優勝争いに絡むような結果を残してもらいたいのですけど、体調などがあるので10番でいいと思います」と述べた。

一方、先場所で22歳と史上6番目の若さで優勝し、大関昇進が注目される貴景勝について、花田氏は「押し相撲」がポイントと指摘。「押し相撲は調子に乗ると先場所みたいに『ダーッ』といく」「瞬発力、スタートダッシュは大切」とし、「それが大関獲りへの近道」と予想する。

大関昇進への目安は、直近3場所三役で33勝。秋場所で9勝、先場所で13勝だった貴景勝は、11勝が求められる。だが、花田氏は「二桁はもちろん、優勝争いに絡む存在になってほしい」「最終的には優勝できなくても、三賞を獲れるような活躍を見せてほしい」とコメント。「そうしたら、大関という地位が自分の手中に入ってくると思う」と期待を寄せた。