“王者の大黒柱”本田に敵将も警戒心を露わ 「遠くから見ているだけでも分かること」
メルボルン・Vの今季チーム全4ゴールに関与している本田
今夏にオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーへ加入したMF本田圭佑は現地時間11日にAリーグ第4節セントラルコースト・マリナーズ戦を控えているが、敵将のマイク・マルベイ監督は本田に対し警戒心を示している。
豪州紙「BOMBARA TIMES」が報じている。
メルボルン・Vは開幕3戦で合計4ゴールを記録しているが、本田は1ゴール3アシストと、チーム全得点に関与している。今季はここまで中盤をダイヤモンド型にした4-4-2システムの右インサイドハーフに配置されるのがベースとなっているが、攻撃だけでなく守備でも献身的なハードワークとカバーリングを見せ、チームに大きく貢献している。
敵将のマルベイ監督は、「フットボールは一人の選手に依存するものではない」としたうえで、本田について警戒心を見せている。
「遠くから見ているだけでも分かることだ。彼が素晴らしいタッチをし、素晴らしいビジョンを抱き、チームを引っ張っている人物であるということをね。彼はチームが取り組む全てのことにおいて大黒柱となっており、試合を通して彼の一流ぶりが輝くのを見ることができると想定している」
昨季リーグ王者のメルボルン・Vは開幕から1勝2敗の7位と難しいスタートを切っているが、浮上の鍵を本田が握っていると言っても過言ではなさそうだ。
(Football ZONE web編集部)