大谷の驚愕3戦連発にMLB公式は“新理論”!? 「靭帯損傷で人はパワーアップ」
新たな靭帯損傷も圧巻の活躍に…「靭帯損傷で人はパワーアップする。事実だ」
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。第2打席に勝ち越しの19号3ランを放ち、城島健司氏(2006年、マリナーズ)が持つメジャー1年目の日本人選手の最多本塁打記録(18本)を更新した。右肘靭帯を新たに損傷後、3試合連続の4本塁打。手負いの二刀流の常識を超えた大爆発に、MLB公式ツイッターは「靭帯損傷で人はパワーアップする。事実だ」と驚愕の理論を展開している。
大谷のバットが止まらない。1-1で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で、大谷が先発ロドンの4球目の94マイル(約151キロ)のファストボールをフルスイング。高く上がったフライは右中間のスタンドにギリギリで飛び込む勝ち越し3ランとなった。4日(同5日)の敵地レンジャーズ戦から3試合連続弾。大谷は4月3日(同4日)の本拠地インディアンス戦でメジャー初本塁打を放ってから、3試合連続でのホームランを放っており、これが自身メジャー2度目となった。
9月2日(同3日)の敵地アストロズ戦で右肘靭帯損傷から投手復帰。2回1/3を投げて降板していたが、その後の精密検査で新たな靭帯損傷が発覚。球団は5日(同6日)に「手術を勧める」と発表していた。
だが、4日(同5日)の敵地レンジャーズ戦から3試合で4発という無双ぶり。衝撃の一発に、MLB公式ツイッターは圧巻の一発の動画も添えて新たな理論を提唱した。
「靭帯損傷で人はパワーを増大させる。事実だ」
常識を乗り越えていく大谷の爆発と冗談交じりの“新理論”に、地元ファンもツイッター上で反応している。
「ルースより上」
「新人王だ!」
「そして、過大評価という人もいる。笑ってしまう」
「靭帯損傷は禁止薬物だったのか。今すぐ出場停止だ」
「史上最高」
故障発覚後もバットで魅了する大谷はこの日の試合前、今季終了まで打者として出場を続ける考えを明かした。全米で巻き起こるセンセーションはまだまだ終わらせない。(Full-Count編集部)