Chrome10周年記念、デザインが一新されたChrome 69リリース
9月2日(米時間)にChromeがリリース10周年を迎えましたが、これを記念し、大幅にUIデザインが更新されたChrome 69がリリースされました。

7月に伝えられていたとおり、マテリアルデザインが有効になり、タブや検索バーが大きく変わりました。台形だったタブがすっきりし、各サイトのアイコン(favicon)が見やすくなったほか、検索バーは丸みを帯びたデザインに。また、iOS版ではツールバーが下部に配置されるなどの変更も行われています。

デザインだけでなく、機能面でもいくつかの更新が行われています。分かりやすいのが、Googleがオムニボックスと呼ぶ検索バー。天気やスポーツの結果などは、ここに質問(検索ワード)を入力すると、検索候補とともにその回答が表示され、WEBサイトを遷移する必要がありません(といってもこの機能、以前から使えていた気もします)。また、パスワード管理も強化され、パスワードの自動生成に対応したとのこと。



デスクトップ版、モバイル版ともにすでにリリース済みです。

なお、Chromeで気になるのは、バージョンを重ねる毎に遅くなってきた起動時間やメモリの使用量。これらはChrome 69では変っていないものの、引き続き改善に取り組んでいるとのことです。