マンチェスター・ユナイテッドのDFルーク・ショー【写真:Getty Images】

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ショーに調整不足との声が殺到

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーは、プレシーズンの様子を見たメディアやファンから「太りすぎだ」として調整不足を非難されている。

 しかし、本人は「僕の体はウェイン・ルーニータイプなんだ」とこれに反論した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 2014年にサウサンプトンからマンチェスター・ユナイテッドに加入したショー。移籍金3000万ポンド(約44億円)は当時、10代選手として史上最高額と、大きな期待を集めていた。

 しかし、その後は負傷などもあり、伸び悩んでいる印象だ。ユナイテッドの現指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督から名指しで批判されたこともあった。

 復活を期すショーだが、以前にも増して体が大きくなっているのは誰の目にも明らか。太りすぎを指摘されているが、本人はコンディション不良ではないと否定している。

「みんな僕のことをデブだと言うだろうけど、僕は自分の体のことを理解している。僕が毎回大きくなって見えるのは、元々大きな体格だからだ。ウェイン・ルーニータイプの体だと言えるだろうね」

 ショーの元同僚である元イングランドFWウェイン・ルーニー(現・D.C.ユナイテッド)も太りやすい体質で知られ、これまでにも何度もその体型について指摘されていた。ショーも元々の体つきの問題であり、「調整不足ということは決してない」と主張している。


「ネガティブな批判とポジティブな声が自分を強くしてくれる」

「常にネガティブな批判とポジティブな声があるが、その両方が自分を強くしてくれるよ」

 23歳のレフティーは批判も力に変え、今季こそはという意気込みでシーズン開幕に向けてトレーニングを重ねている。以前から、モウリーニョ監督には厳しい指摘を受けてきたが、プレシーズン前には「予想していなかった」というテキストメッセージでエールをもらったという。「彼と話した。とてもポジティブなものだったよ。次のシーズンに向けて自信になった」と、新シーズンに向けて気持ちを新たにしていた。


(Football ZONE web編集部)