岡本圭人、JUMP脱退で及ぼす影響は「ぶっちゃけ、ない」と関係者
Hey! Say! JUMPの岡本圭人にグループ脱退の可能性があることを、6月21日発売の「週刊文春」が報じた。
記事では月末までに脱退を発表、事務所には残るが、海外留学を視野に入れているとのことだが、22日時点でジャニーズ事務所からの公式アナウンスはない。
スキャンダルが出ても好印象
「ファンのあいだでは、正直、『また圭人か』という思いと、『ついにきたか』という、どこか冷めた印象をもつ人も少なくはないようです」
と、Hey! Say! JUMPのファンだという女性会社員は言った。また、ジャニーズ事情に詳しい雑誌編集者は、
「岡本くんが写真を撮られたり、流出されたりする頻度はジャニーズの中でも上位に入っていました。ただ意外なことに、その都度、評判は悪くなかったことが不思議なところなんです」
と言う。
「『FRIDAY』が2013年に報じた有村架純との仲睦まじいツーショットの時も、ショックを受ける一方で、『微笑ましい』とか『普段より盛れてる(=写真うつりがいい)』と、アイドルの写真流出としては珍しい反応がありました。
これは、彼の大人しくて優しい性質が影響していると思います。その後も、上智大学(のちに中退)で女の子と親しくしている様子や、キャバクラ、合コン等の様子が報じられましたが、大抵は『優しかった』と好印象なものばかりでした」(雑誌編集者)
とはいえ、その性格が「ゆるさ」を生みだしているとも指摘する。
「イギリス留学の経験があり、その柔らかく優しい性質から、“英国紳士”と評されることがあります。でも以前、人気バンドのバースデーパーティーのインスタライブに映り込んだりするなど、彼の行動は常に“ゆるい”“プロ意識が低い”という声は大きかった。
今回の報道で、脱退理由がスキャンダルではなく本人の意思であったことで、少しホッとしたファンもいたことが特殊な感じですよね」(同)
ぶっちゃけ、影響はない
仮に岡本圭人のグループ脱退が真実だとした場合、Hey! Say! JUMPの人気や活動に及ぼす影響はどうなのだろうか。前出の編集者は言う。
「そこが正直悩ましいところですよね(笑)。岡本くんは父親の岡本健一さんと同じくギターが得意で、JUMPのコンサートでもバンドコーナーの要として活躍しています。
とはいえ、歌やダンスのパフォーマンスでは、核となることはほとんどないので、ぶっちゃけ、JUMP本来のパフォーマンスに彼が抜けても、そこまで影響はないと思います」
ジャニーズタレントの中では、Hey! Say! JUMPは、関ジャニ∞やKis-My-Ft2と並んで、嵐に続く「2番手争い」をするグループでもある。次世代を担うグループとしてさらなるブレイクが期待されるが、
「なぜか、行けそうだなというタイミングでブレーキがかかるような印象がありますね(笑)」
と、ある芸能ジャーナリストは言う。
「2011年に森本龍太郎が、未成年喫煙で脱退することになり、現在の9人組になりました。これが現時点では最大のスキャンダルといえます。
その後、ジャニー社長が大のお気に入りとして猛プッシュしていた、中山優馬とのユニット『NYC』のメンバーとして山田涼介と知念侑李がJUMPと兼任活動することになりました。
これによって、JUMPの活動に影響が出て、NYCがCDを出したり紅白に出場する一方で、JUMPのCDは1年以上リリースされなかったという時期がありました」
その後、人気もじわじわと上昇してきたが、
「ドラマ『金田一少年』や映画『暗殺教室』などがヒットして山田が注目されても、グループ人気にはつながらなかった。カレーのCM曲に起用され、一般層にも認知されたタイミングでは事務所内で、ジャニーさん・I女史(元SMAPのマネージャー)の管轄から、いわゆるジュリー班に移籍し、ここもまた、混乱の中グダグダになってしまった印象があります。
さらに、ドームコンサートが成功した直後には、薮宏太の半同棲がスクープされるなど、うまくいきそうになるとブレーキがかかる。これは大人数グループならではの難しさかもしれませんね」
そのほかにも、2016年には中島裕翔と吉田羊の連日お泊まり愛報道、そして伊野尾慧がセクシー女優とのシンガポール密会デートを『週刊女性』が報じた。さらに翌年、またも伊野尾の女子アナ二股疑惑まで報じられている。
「平成」時代も残すところ後わずか。グループはその名の通り、次の世代への華麗なジャンプ、見せてくれるだろうか。
<取材・文/渋谷恭太郎>