『半分、青い。』出演の奈緒、上京に猛反対した母親を「安心させたかった」
「母と一緒に初登場の回を見ようとしたら、オープニングの時点で母が泣き出したんです(笑)。私の名前が映っただけでうれしかったみたいで。“孝行娘や〜”って喜んでくれて、本当によかったなって思います」
連続テレビ小説『半分、青い。』で、木田原菜生を演じる奈緒(23)。20歳のとき、女優としての拠点を地元・福岡から東京に移すため、単身上京。だが当時、母親は、
「猛反対でした。女の子ひとりで、知り合いもいないのにどうするのって。でも私が、決めたら曲げない性格だってことを母は知っているので、最後まで反対はしていたんですが、送り出してくれて。だから早く仕事を決めて安心させたいって思っていました」
上京して3年。3度目の朝ドラオーディションの結果、ヒロインの親友役を獲得。
「決まったときは、信じられない気持ちと、ホッとした気持ちでいっぱいで。最初に、母に報告したら“とりあえずひと晩寝て、落ち着きなさい”って言われました(笑)」
作中では、鈴愛の地元・梟町の洋品店『おしゃれ木田原』のひとり娘でしっかり者だけど、実は弓道が苦手という意外な一面もある菜生。
「私自身は、球技以外のスポーツは得意です! 球技は、ボールを追うこと自体、そもそもうまくなくて……。体育の授業でも、バドミントンなどを誰よりも真剣に練習をしているのに絶対、最下位になってしまうんです……(笑)」
でも普段は、とってもアクティブな女の子!
「休みの時間は、できるだけ旅行をしたり、遠くに行きたいなって思っていて。去年は韓国に行ったんですが、当日の夜中3時くらいにチケットを予約して、そのまま出かけちゃうくらい、思いついたらすぐ行動に移すタイプです!」
“おしゃれ奈緒”の好きなファッションは?
「特定のジャンルが好きっていうよりかは、いろんなテイストの服を気分によって楽しみたいなって思って。でも最近は、ワンピースにコンバースのスニーカーを合わせるのにハマっていて。かわいいワンピースや、いろんな色のスニーカーを集めたいなって思っています♪」
<出演情報>
連続テレビ小説『半分、青い。』
NHK総合(月)〜(土)、朝8時〜ほか
秋風(豊川悦司)の原稿をなくした疑いが晴れた鈴愛(永野芽郁)は、お詫びとして秋風からデッサンの特訓を受けることに。そんな中、新連載の話を断ったことを知った秘書の菱本(井川遥)が秋風を問いただすと、書き置きを残し突如、失踪!? 実は、秋風はある秘密を抱えていて……。師匠のために、奔走する鈴愛を優しく支える正人(中村倫也)。なんだか2人も、いい雰囲気に!?