リーグデビューの神戸18歳MF佐々木大樹は、華麗な連続個人技弾を決めた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

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今季神戸U-18から昇格した佐々木が、一時逆転となるグラウンダー弾をお見舞い

 J1ヴィッセル神戸は11日、リーグ第7節で浦和レッズと対戦。

 後半に2ゴールを奪って一度は試合をひっくり返したが、同アディショナルタイムに劇的決勝ゴールを奪われ2-3と逆転負けを喫した。悔しい敗戦のなか、神戸U-18から昇格した新人MF佐々木大樹が鮮やかな個人技からネットを揺らし、リーグデビュー戦初ゴールに「将来有望」とファンの期待も高まっている。

 神戸は1点ビハインドで迎えた後半6分、FWウェリントンがFWルーカス・ポドルスキのCKを頭で合わせて同点ゴール。流れを引き寄せて迎えた同18分だった。

 右サイドでDF藤谷壮からの横パスを受けた佐々木は、軽快な身のこなしで反転してマーカーのDFマウリシオを突破。そのままドリブルでペナルティーエリア近くまで駆け上がると、左から右への切り返しで浦和MF青木拓矢をかわして右足を振り抜く。グラウンダーのシュートは守備陣の足下をすり抜けてDF遠藤航の股を抜き、GK西川周作の手の先を通過してゴール左隅に突き刺さった。

 今季神戸U-18から昇格した佐々木は、浦和戦がリーグデビュー戦。4月3日のルヴァンカップ第3節湘南ベルマーレ戦(3-0)でプロ初ゴールをマークしているが、自身が出場した試合で2戦連続弾となり、Jリーグ公式YouTubeチャンネルに動画が公開されると、ファンから「うめぇなあ」「将来有望な選手」「ゴラッソ!!!」と驚きの声が上がった。

 試合はその後、浦和に2ゴールを許して逆転負けを喫したが、伸びしろ十分の18歳・佐々木の成長から目が離せない。(Football ZONE web編集部)