2試合連続となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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大谷翔平が2戦連続野手スタメンで大活躍、エンゼルスはサヨナラ勝ち

 エンゼルス大谷翔平が4日(日本時間5日)、本拠地インディアンス戦で「8番・DH」で2戦連続スタメン出場し、2戦連続のマルチ安打を放った。第2打席でサイ・ヤング賞右腕クルーバーから2戦連発となる同点2ラン。さらに延長10回の第4打席では守護神アレンから中前安打を放った。エンゼルスは延長13回に3-2でサヨナラ勝利し、2連勝となった。

 大谷が2試合連続で衝撃的な活躍を見せた。この日のインディアンス先発は2014年と昨季の2度、サイ・ヤング賞に輝いている右腕クルーバー。ここ4年で3度18勝を挙げている大エースだ。大谷は0-1と1点を追う3回の第1打席で見逃し三振に倒れたものの、0-2と2点ビハインドの5回2死二塁で迎えた第2打席でセンターへ2戦連発となる2号同点2ランを記録。それまでセーフティーバントの1安打のみに抑えていた右腕を完璧に打ち崩す一発に、本拠地エンゼルスタジアムにはスタンディングオベーションが沸き起こった。

 その後、同点の8回先頭で迎えた第3打席ではメジャー屈指の救援左腕ミラーに二ゴロに倒れたが、延長10回先頭で迎えた第4打席では相手守護神アレンからセンター前に弾き返すヒットを記録。大谷はこれで2戦連続のマルチ安打となった。

 同じく同点の12回の第5打席では2死走者なしの場面で左腕オルソンの前に一ゴロ。その後、エンゼルスは延長13回にコザートのサヨナラ本塁打で競り勝った。

 大谷はこの日5打数2安打2打点1三振。野手として3試合で2本塁打、5打点、打率.429と驚異的な数字を記録している。(Full-Count編集部)