これを食べるために行く価値がある!城下町で味わう南インドカレー
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”が今週食べたカレーの中から、イチオシのカレーを教えてもらう連載2回目は、“間借りカレー”でカレーマニアを次々と魅了したさすらいの腕利きシェフが福岡県に新たにオープンした「月と亀」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレー#2】電車とバスを乗り継いで…カレーを目的に旅行に行く価値がある「月と亀」
九州へ旅行に行ってきました。旅の目的は当然カレーです。福岡県は秋月にある「月と亀」のカレーを食べたくて。JRからローカル線に乗り換え、さらに1時間に1本しかないバスで行くという、公共の交通機関を使うには相当ハードルの高いお店なのですが、そこまでしてでも行く価値のあるお店なんです。
こちらのシェフである小松さんは、かつて東京は森下の居酒屋「上亀」で日曜限定間借り営業を開始して大人気となり、その後地元である福岡で月と亀をオープン。こちらも大人気。そして昨年お友達を助けるために東京に戻り、堀切菖蒲園の喫茶店「コーヒーロー」でまたもや大人気となったさすらいの腕利きシェフなんです。
僕も上亀時代からの大ファンのひとり。東京での復活を喜んでいたものの、半年も経たないうちにオーナーの突然の方針変更によりコーヒーローのリニューアル。雇われシェフだった小松さんは福岡に戻ってしまったのでした。そんな小松さんがまた福岡で月と亀を復活させたとあらば、行かないわけにはいきません。
「筑前インドスペシャル定食(鯛のつみれ、ポークビンダルー)」1,650円
秋月は古き良き風情のある城下町。古民家を改装したお店でいただく、和風の南インド料理は相変わらずの絶品! いや、美味しかった上亀やコーヒーローのさらに上を行く超絶品!
水が良いからこそ、同じ調理法でも味が変わってくるのでしょう。秋月じゃないとこの味はいただけません。東京でまた小松さんのカレーが食べたいと思っていたのですが、こんな絶品を作られてしまっては納得するしかありません。
インド料理マニアも、カレー初心者も、どちらにも美味しいと感じる奇跡のカレー。旅行がてら、是非行ってみてください!
「あさりカレー」930円