松浦だるまの同名原作を土屋太鳳×芳根京子のW主演で実写映画化した『累-かさね-』が9月7日(金)に公開される。この度、新たに横山裕、檀れい、浅野忠信の出演が発表された。合わせて、第一弾ポスタービジュアルと特報映像も解禁となった。

伝説の女優を母に持つ淵累は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを抱いて生きてきた。一方、舞台女優・丹沢ニナは、美貌に恵まれながらも、女優として花開かずにいた。そんな2人が、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれて出会ったとき、運命の歯車が動き出すさまを描く本作。土屋太鳳×芳根京子の人が、口紅の力で “キス”をした相手と<顔が入れ替わる>という設定を踏まえ、1人2役(累&ニナ)=2人1役に挑戦する。

「累-かさね-」横山裕、檀れい、浅野忠信

新たに出演が発表されたキャストが演じるのは、ニナと累の2人に愛され、2人の対立を生むきっかけとなる新進気鋭の演出家・烏合零太役に関ジャニ∞・横山裕。累の母で、その美貌と演技力から「伝説の女優」の名をほしいままにしていた淵透世を檀れいが演じる。淵透世の過去と口紅の秘密を知る元演出家で、累とニナを引き合わせ、顔の交換を提案して2人の人生を大きく変えていく羽生田釿互に浅野忠信が扮する。

第一弾ポスタービジュアルは、顔の入れ替わり後のイメージも含め、時間の経過を一枚の平面ビジュアルで表現したもの。ニナの女優としての輝きや存在感、累の顔の傷に象徴される劣等感が体現されているのはもちろん、顔を入れ替えるという異常な行為に走る狂気を2人の表情で表現している。

横山裕 コメント

僕が演じる烏合の役柄は、舞台にかける一切妥協しない強い情熱を持っている演出家です。とっつきにくいタイプと思われがちですが、新星のニナが現れて心を揺さぶられていく姿が、とても人間らしくて僕自身も好きなキャラクターでもあります。ラブシーンに関しては、ここまでガッツリなのは今までになかったので、新しい経験をさせていただきました。

土屋さんと芳根さんの演技に対する熱量の高さ、本当に現場でひしひしと感じ、この映画『累』の世界観に皆さんも圧倒されると思います。朝ドラを主演したお二人の芝居熱と、俳優陣の化学変化を是非ともご期待ください。

檀れい コメント

私の演じる淵透世は伝説の女優として亡くなっている人間ではありますが、随所に透世を愛する人々の様子が描かれているので、彼女の存在の大きさを感じていました。透世は劇中、とても怖く、立ち位置、役割は本当にホラー的だな、と思いながら楽しく演じていました。美しさを求めるあまり起こる悲劇を是非楽しんでもらえれば、と思います。

浅野忠信 コメント

自分の演じた羽生田釿互は自分勝手な人物。「見たい」という欲求のためだけにふたりの少女を振り回している。でも、最終的に勝つのはだれなのでしょうね?土屋さん、芳根さんについてはとても豊かな才能を感じました。土屋さんは努力を欠かさないし、芳根さんは現場での吸収力がすごい。もし自分が女性に生まれて、彼女たちと同世代だったら、激しく嫉妬していると思う。その二人が一人二役、二人一役を演じているところはこの映画の一番魅力的なポイントだと思います。

映画『累-かさね-』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開

(C)2018映画「累-かさね-」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社

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