ジュビロ磐田の元日本代表MF中村俊輔【写真:Getty Images】

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公式戦3試合無得点だった磐田、第3節のFC東京戦で今季初得点&初勝利

 開幕からリーグ2試合を終えて無得点だったジュビロ磐田だが、J1リーグ第3節のFC東京戦で2ゴールを奪い、本拠地で今季リーグ初勝利を挙げた。

 今季チーム第1号ゴールを演出したのは、元日本代表MF中村俊輔。正確なキックからゴールをアシストした映像がDAZN公式ツイッターで公開されると、「待ってました」「よっしゃ!」「技アリ」と称賛の声が上がっている。

 J1開幕戦で川崎フロンターレに0-3と完敗した磐田は、第2節の名古屋グランパス戦も0-1で敗戦。続くルヴァンカップ初戦も清水エスパルスに0-1で敗れ、公式戦無得点が続いていた。そんななか、FC東京戦でも前半は0-0のスコアレスとなったが、後半7分に待望の一撃が生まれている。

 磐田は右サイドの深い位置でスローインを獲得すると、そのボールが中村に渡った。ボールを保持するレフティーは、相手と1対1の場面でキープしつつゴール前の様子を窺う。そして素早いフェイントを入れてボールを左へ出し、左足からニアサイドのアダイウトンへ正確なパスを供給。これをヘディングで巧みにミートし、磐田の“今季第1号”が誕生した。磐田のベンチ前に歓喜の輪が生まれると、名波浩監督と選手たちが一緒になって喜びを分かち合っている。

 後半44分にはMFムサエフが追加点を決めて2-0と勝利した磐田。今季初ゴールと初勝利をホームのサポーターにプレゼントした。中村のアシストから生まれたアダイウトンのゴール動画がDAZN公式ツイッターで公開されると、「待ってました」「よっしゃ!」「技アリ」などの賛辞が並んだ。

 ファンも待ち焦がれたチーム初ゴールを演出した天才レフティー。現在39歳だが、今季も正確なキックから多くのゴールが生まれそうだ。


(Football ZONE web編集部)