XFN-ASIAによると、韓国中銀である韓国銀行は11日、政策金利である無担保翌日物コール金利の誘導目標を0.25％ポイント引き上げ、3.50％に引き上げると発表した。約2年間にわたり、金利は経済の低迷から引き下げが続いており、これまで10カ月間、3.25％で推移していた。

　　同銀行によると、引き上げの理由について、「強い輸出と個人消費に支えられ、国内経済は回復の徴候を徐々に示している」としており、朴昇総裁は金融通貨委員会終了後、記者会見し、「経済のポジティブな展望を確信しており、金利の引き上げを決めた」と述べた。また、同総裁は年後半の経済成長率を4.6％、来年は潜在成長率である5％に達すると予想した。一方、CPI（消費者物価指数）は経済の拡大と石油価格の上昇により、政府目標値の3％を上回ると見られている。　【了】